Vivienne McAuliffe(1948-1998)

Andy WardはCamel脱退後，Stoffer Blegvad, Jeremy Harrington, Viv McAuliffeなどと活動していたと彼のサイトに記述があります→VivはAndy Wardのガールフレンドだったようです
さて，このViv McAuliffeですが，CamelのアルバムI Can See Your House From HereのNeon Magicの作詞者としてクレジットされています
彼女は，Principal Edwards Magic Theatre やAffinityでボーカルを執っていました
このあたりの歴史は，2003年に発売されたAffinity未発表曲集"1971-72"のライナーノートに詳しく記載されています
ロンドンで精力的に活動していたようで，Patric Morazの諸作品 " i " などにもクレジットがありますが，何より，フォークロック歌手Michael Chapman(70年代中〜後半にDECCAに在籍)のアルバム"The Man Who Hated Mornings"(1977)にAndrew Latimerとともに参加してたりします(ただし参加曲は見事にすれ違い!)
また，Anthony Phillipsの"The geese and the ghost" (1977)でも1曲美声を聴かせてくれてます
その他，私の手持ちのアルバムでは，Vapour Trailsの1979年の同名作品にもVivの名前が見てとれます。(そうそうJohn McBurnie, Andy Dalbyの名前もあります! !)
Camelとの接点も多々ある彼女ですが，残念ながら1998年に逝去されたとのことです


■Soundtrack(1969) , The Asmoto Running Band(1971)/Principal Edwards Magic Theatre

私が持ってるのは、いわゆる2 in 1 CDです

1stはシンプルなフォークソング調ですが、2ndはチェンバーぽくなっててびっくりします。

■Affinity1971-72(2003) / Affinity

なんと、VivはAffinityの2代目ボーカルだったとのこと。 

美声を活かしたフォークロックです。

発掘音源にMo Fosterが若干のオーバーダブを施し発表されたものです。

■The Story of i(1976) / Patrick Moraz

Patric Morazでは、このThe Story of iのほか、翌1977年のOut In the Sunにも元Jackson HeightsのJohn McBurnieともども参加しています。


■The Man Who HatesMornings(1977) / Michel Chapman

なんとAndrew Latimer, John McBurnieも参加しています。


■The Geese & The Ghost(1977) / Anthony Phillips

Anthony Phillipsの超有名作ですが、こちらにもVivが参加しています。


■City to City(1978) / Gerry Rafferty

スコットランドのシンガーソングライターGerry Raffertyのソロ作です。

こちらの作品も、John McBurnieともども参加しています。

■Vapour Trails(1979) / Vapour Trails

小林克也さんがMCを務めたベストヒットUSAのオープニングテーマ曲もあります。

John McBurnie, Andy Dalbyも参加しています。