先般、空きスペース用に小さめのCDラックを購入しました。ボチボチCDの配置変更をしているのですが、ここにきて思わぬ副産物がありました。行方不明になっていた9BachのTincianが出てきたのです。
こちらのアルバム、Colin Bassがプロデュースしているのですが、昨年の当サイトのColin Bassコーナー再編に当たって、CDが行方不明のため掲載を見送っていたものです。聴きなおしたら追記しようと思います。
先般、空きスペース用に小さめのCDラックを購入しました。ボチボチCDの配置変更をしているのですが、ここにきて思わぬ副産物がありました。行方不明になっていた9BachのTincianが出てきたのです。
こちらのアルバム、Colin Bassがプロデュースしているのですが、昨年の当サイトのColin Bassコーナー再編に当たって、CDが行方不明のため掲載を見送っていたものです。聴きなおしたら追記しようと思います。
前回予告では「Peter Green 登場!」としてたのですが、予定を変更して別記事をお送りします。
Themの1stアルバムThe Angry Young Them (1965年作) に、Peter Bardensが参加していることは、よく知られているかと思います。このあたりの経緯については「その5」でご紹介しましたが、移り気なBardensは自身のプロジェクトを進めるために早々にThemを脱退します。ところが、「How to be a Rock Star」を読み進めるうちに、Peter BardensとThemに関する気になる記述に遭遇しました。
January 1966 saw the Decca release of Them Again, the second album by Van Morrison's group Them, with Pete Bardens's mitts all over it.
Particularly stunning was their cover of Bob Dylan's 'It's All Over Now, Baby Blue’.
Its fantastic arrangement and haunting keys were our Pete personified.That the album failed to chart was of no consequence to us
手持ちのCDにはメンバー等のクレジットがなかったため、Discogsを見てみましたが、やはり奏者の記載がありません。
Wikipediaを検索すると、それらしい記述がありました。
Although in his album review Bruce Eder is uncertain about the recording personnel other than Van Morrison and Alan Henderson, a review by Mojo magazine writers identifies them as:
Van Morrison – vocals, harmonica
Jim Armstrong – guitar
Eric Wrixon, Jackie McAuley, Peter Bardens – keyboards
Alan Henderson – bass
John Wilson. drums
なんだか微妙な書きぶりなので確定情報なのかどうか自信が持てません。また、ThemのアンソロジーCDやBelfast Gypsiesのアルバムのブックレットに目を通してみたのですが、それらしい記述はありませんでした。
時間が取れたらもう少し調べてみようと思います。
次回こそ、Peter Green登場を投稿します。
Bandcamp exclusive archival releases are in the works through 2025. My son Nic, has been busy scouring the the old reel to reel tapes and cassettes between two sides of the world, restoring and cleaning them to recover lost treasures and forgotten memories.
My latest release coming soon is the first of several proposed compilations featuring my long-time close friend and writing partner John Murphy! Conserve your pennies to those glass jars and get ready to taste the fruity goodness. With over 3 hours of raw and edgy live music, these really are 'Homemade Jams'
前回は、Pete BardensがBlues Messengersを脱退しSendersへ加入して、Dave Ambroseと袂を分かった所まででしたが、今回は、某有名ドラマーとギタリスト合流までをザックリ御紹介します。
※なお、今更ですが、この本「How To Be a Rock Star」はDave Ambroseの自叙伝ですので、英文中の「I」は彼のことです。
早速ですが、Pete Bardensが、懸案だったドラマーを近所で発見します。
All they needed now was a drummer.It was at about the same time that Pete became aware of someone bashing the life out of a drum kit in the mews where he lived.Who was this arsehole doing their damnedest to wake the dead?Pete felt compelled to go and investigate.He found the culprit in a garage about three doors down from his place: a gigantic, somewhat unkempt-looking individual who introduced himself as Mick Fleetwood.
もちろん、Sendersに勧誘するのですが、意外な曲で共演します。
He wasted no time in inviting Mick to join the Senders.His first outing with the band took place at a local church youth club.They played the usual old Shadows covers.
Sendersでの活動は長続きすることなく、程なく、Pete BardensとMick Fleetwoodは、新しいバンドCheynesを立ち上げます。
Just before I'd left on my pointless voyage, I had gone down to see Mick Fleetwood's and Pete Bardens's new group the Cheynes playing at Soho's Mandrake Club on Meard Street.They'd been building a good reputation, and were now billed as an R&B outfit to watch.
※ 写真 : Cheynesなど英ビート・ロックのレア音源を集めたCD「Nowhere Men - Rare British Beat 64-66」のブックレットより
彼らはR&Bバンドとしてシングル盤もリリースし注目を集めます。
They had already released their debut single: a cover of the Isley Brothers' 'Respectable', in November 1963. I remember the first time I heard it, I was utterly gobsmacked.This was class.This was action.This was where I was supposed to be.
ちなみに、このシングル'Respectable'は、Pete Bardensのアンソロジー等に収録されています。
※左 : Pete Bardensのアンソロジー「Write My Name in the Dust-The Anthology 1963-2002」、中央 : Fleetwood Macメンバーの初期関連音源を収録した「The Fleetwood Mac Family Album」、右 : Cheynes、Beat Merchants、Birdsなど英ビート・ロックのレア音源を集めた「Nowhere Men - Rare British Beat 64-66」
ところが、Cheynesも短命に終わり、Pete BardensはThemに加入します。
By January 1965 it was all over.They went their separate ways.Pete was snapped up immediately to replace keyboard player Jackie McCauley in Belfast group Them with a mad, moody frontman by the name of Van Morrison.
※Themの1stアルバム「The Angry Young Them」
その後、色々あるのですが、Dave Ambroseの元にPete Bardensから連絡が入ります。Mick Fleetwoodとの新バンドへの勧誘です。
I was just getting into it and learning to accept my fate when, late in the autumn of 1965, I got a call out of the blue from Pete Bardens.He'd left Van Morrison and Them to throw in his lot with Mick Fleetwood, who had quit the Bo Street Runners and was now ready to do his own thing.They were launching a new instrumental band, Looners Ltd, in the style of Booker T. & the M.G.'s.
(中略)
We began our weekly residence, as Looners Limited, in September 1965.
※写真 : 「Write My Name in the Dust-The Anthology 1963-2002」のブックレットより
軋轢があってギタリストが脱退するのですが、後釜にリクルートされたのは....
Our guitarist Mick Parker was miffed by this.He quit in protest.We waved him goodbye.Guitarists were ten a penny, and Pete soon found us a credible replacement, confusingly also called Pete.
次回は、Peter Green登場です。
漫画家の外薗昌也さんの初期作品には、プログレなネタが満載との噂を聞きつけ、古書のコミックを4冊ばかり購入したのが10数年 前でしたが、なんとギャグ漫画『鏡四郎がゆく !』(1984年)で、The Snow Gooseのレコードが取り上げられており、当時、私は小躍りした次第です。
さて、最近、Amazonを散策していて、外薗昌也さんの作品を多数発見してビックリ。私は存じあげてなかったのですが、近年は、ホラー漫画の分野でご活躍のようです。
懐かしく思い、この度、1980年代の作品群の捕獲を試みました。
気弱な少年の安藤くんに、破天荒な鏡四郎が絡む、シュールなドタバタ・ギャグ漫画です。同じ少年チャンピオンで例えれば、鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」に近しいかと。
「マカロニほうれん荘」がハード・ロック路線なのに対して、こちらは、プログレ愛がダダ漏れです。
この頃は、「外園昌也」と、草冠が無い園の字で表記されていました。
正義感溢れる最強スケバンが校内の揉め事を解決していくお話です。シュールな『鏡四郎!鏡四郎!』と比べると、あっけらかんとしていて、気楽に読めます。
※きのこ人間が住む異世界「ラグナ」を舞台に、誠一郎、きのこ人間ナサニエル達の楽団メンバーが織りなす幻想的な物語です。SFに分類できるかと思いますが、神秘的で不思議な読後感が残る作品です。
【補足】前掲左のモノクロ画像ですが、「すっげえっ!!」と言ってるのが誠一郎、その左がきのこ人間のバンド・メイト達です。おじぎしている面々はユニヴェル・ゼロです。
『SILENT RUNNER』はサイバーパンク映画の名作「ブレード・ランナー」の影響を受けて創作したと記載されています。また、『V・O・I・C・E』は歌で人の心を揺さぶり導くことで人類の滅亡を防ごうとする救世主の物語、『エンヴリオン 』は資源が枯渇し滅亡に瀕した人類が直面する試練を描いた作品となっており、いずれもラグナ年代記シリーズと比べると、SF率(?)が高くなっています。
一方、『最後の竜に捧げる歌』は、手塚一郎さんの同名小説を漫画化したもので、竜が統べる神話の世界から覚醒した人の世に移行する様を描いたファンタジックな物語です。
(1)「今夜は音楽祭です」 (『ラグナ通信』収録)
音楽祭にユニヴェル・ゼロが参加しています。
(2) 「Acqua Fragile」 (『雨の法則』収録)
タイトルはイタリアのバンド名から拝借したと著者が記述しています。
(3) 「やさしい機械」 (『やさしい機械』収録)
ちなみに、カットアップは使用せず、やさしいお話になっています。
(4) 「リレイヤー」 (『V・O・I・C・E』収録)
タイトルはYesですが、登場人物の名前がフリスとラヤダー(ロボット)です。
(1) 『鏡四郎!鏡四郎!』第八話 なぞの新入部員 !!の巻
※ちょっと分かりにくいですが、某Eno作品です。
(2) 『鏡四郎がゆく!!』 第五話 怪獣退治はおまかせ !! の巻
※説明不要ですね。
(1) 『鏡四郎がゆく!!』 第四話 演歌VSロック !! の巻
※レコード店が舞台となっており、CamelのThe Snow GooseやNovalisのAugenblickeが出てきます。
(2) 「NOSTALGIA」 (『雨の法則』収録)
※ドライブ中に、カセット・テープでCamelのMoonmadnessを流します。Air Bornをイメージしたイラストが描かれています。
(1) エプロンがプログレ
(2) ディスコでもプログレ※Camelはともかく、Celesteが渋いですね。
※変拍子ではなく4分の4拍子または2分の2拍子のようです。
(3) 貼紙や落書き等がプログレ
※「Camel」は、あちこちのコマで見受けられますが、その他に、Brian Eno, Penguin Cafe Orchestra, Van der Graaf Generator, Peter Hammill, Popol Vuh, Slapp Happy, Yes, Genesis, King Crimson, Anthony Phillips, Locanda delle Fate, Mike Oldfield, Magma, Guru Guru, Queen, Goblin, David Bowie, Art Zoyd, Nektar, PFM, Strawbs, Steve Hackett, Egg, Osanna, Angeなど多々。画像掲載は断念 !
ウィキペディアによれば、月刊少年チャンピオン・ニューまんが賞ギャグ部門の佳作を受賞した『鏡四郎! 鏡四郎! 』で、1980年にデビュー。この時19歳(1961年生まれ)。
80年代は、ファンタジックな作風のラグナ年代記シリーズを執筆。ちなみに、kindleで購入・試し読みできます。
90年代は、絵柄や作風を変えて、『ワイズマン』、『犬神』『Dr.モードリッド』等の作品を連載したことで知られています。
最初に記載したように、近年は、ホラー漫画の分野でご活躍されています。
何気にBurning Shedを見てたら、例のCamelのBOX SETで5.1chリマスターされたやつが、単体発売されるみたいです。Amazonをはじめ国内のCD Shopサイトにも出てますね。知らんかった。
さて、新春クイズ・共通点を探せの解答です。
< 問題1の解答 > プロレスラーの入場曲に使用された曲を収録しているアルバム
中学時代のことですが、仲の良かったO君のこと。